DevTax
AIコストを、説明できる数字にする。
AIで作ったものに、どれだけの時間と費用が向かったのか。DevTaxは、定額のAI料金を制作物ごとにたどり、あとから説明できる記録へ変えるために作った道具です。公開デモは合成データで構成されています。
要点をスライドで見る
作ったものごとに、費用の理由を残す
小説、ソフトウェア、映像を並行して作ると、定額AI契約の利用先は請求書だけでは追いにくくなります。DevTaxは、制作ごとの費用と判断材料を自分で説明するために作り始めた道具です。
展示で示した流れは、Claude Code・Codexの利用履歴をPC内で集計し、作っているものへ対応づけ、通常経費・取得価額・要確認の候補と根拠を並べることでした。結論を自動で決めるのではなく、確認に必要な情報を一か所に集めます。
利用量はサービスごとに数え、そのサービスの請求額を制作物へ分けてから、円で合算します。
利用履歴を読む
いつ、どの作業フォルダと制作目的でAIを使ったかをたどります。
定額料金を配賦する
サービスごとに利用量を重みづけし、その請求額を作っているものと利用の割合に分けます。
根拠を残す
制作物、目的、使い始める時期、扱いを選んだ理由と、通常経費・取得価額・要確認を並べます。算定できない額は0円にせず、未算定として残します。
月額1万円を、何に使ったか分けてみる
展示では、1サービス・1か月の請求額10,000円を仮に分ける表を置きました。新規開発、保守・運用、私用、まだ対応づけられていない利用を同じ請求額から分けると、どこを確かめるべきかが見えてきます。
この表は、画面の読み方を伝えるための架空例です。実際の利用額や配分率、税務判断の結果を示すものではありません。
5,600円はこの月にプロダクトAへ配った額で、取得価額の全体ではありません。同じ制作物のほかの月の製作費や、確認できる直接費と合わせて見ます。私用・未取得利用・端数も別枠のまま請求額と照合し、トークン量だけで分類を決めません。
| 説明用の分類 | 架空の配賦額 | 画面で確かめること |
|---|---|---|
| プロダクトAの新規開発 | 5,600円 | 取得価額の候補として根拠を残す |
| プロダクトBの保守・運用 | 2,400円 | 当年の費用の候補として分ける |
| 私用 | 1,200円 | 制作の費用から外す |
| 未取得利用・端数 | 800円 | 別枠に残して後で確かめる |
数字の行き先を、画面でたどる
2026年9月23日に撮影した公開デモでは、年間の見通しから配賦の根拠、用語の確認へ進めます。すべて合成データなので、画面に出る金額や制作物は説明のためのものです。
最初に全体の行き先を見て、次に月・AIサービス・制作物ごとの明細を開き、必要なら言葉の説明へ戻ります。数字だけを見て結論を急がず、何のための利用だったかを確認する順序を画面にしました。
制作中の道具として残す
展示した2026年9月の時点で、公開デモは合成データだけで動いていました。ここでは、開発の途中で何を見えるようにしようとしたかを展示しています。現在できることとできないことは、GitHubのREADMEで案内しています。
費用を扱うからこそ、数字の出どころと確認が必要な場所を分けて残す。DevTaxは、制作を続けながらその説明を少しずつ整えるための記録です。
2026年9月23日の生成AIなんでも展示会 Vol.6の資料と、前後の制作記録をまとめています。制作や検証の時点は、各説明に記しています。
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